WiMAXとソフトバンクのデータ通信プラン「ウルトラギガモンスタープラス」やソフトバンクエアーを比較してみました。あなたの利用状況によって、一番適しているものは何かがわかります。

 

WiMAXとソフトバンク「ウルトラギガモンスタープラス」の比較

WiMAXの料金

WiMAXは、UQ WiMAXが運営しているモバイルWiFi回線サービスですが、販売などの取り扱いは、UQ WiMAXと契約している「プロバイダ」と呼ばれる事業者が行います。

 

通信速度や通信エリアなどWiMAXのサービス内容については、どのプロバイダでWiMAXの契約をしても変わりませんが、料金はプロバイダによって異なります。

 

UQ WiMAXやauショップ、家電量販店は基本的に定価販売のため、それらで契約をするメリットはありません。
いきおいWEB系のプロバイダが選択肢となりますが、その中でも業界最安級でシェアNo.1のBroadWiMAXを例にとって話をすすめていきます。

 

料金プランは2種類

 

ライトプラン月間7GBの制限あり2,726円
ギガ放題プラン制限なし3,411円

 

料金プランは月単位で何度でも変更可能です。(変更手数料無料)

 

ギガ放題プランは無制限
ギガ放題プランにすれば、データ容量や通信速度制限を気にすることなく、使い放題使うことができます。

 

3日間で10GBの制限
実は、WiMAXのギガ放題プランも、厳密にいえば、3日間で10GB以上使うと、通信速度が1Mbpsに制限されます。
しかし、1Mbpsという速度は、WEBサイト閲覧やSNS、また標準画質のYoutube動画再生といった一般的な用途であれば、まったく問題なく使用することができるため、制限がかかっていることに気づかない人もいるほどです。
通信制限がかかる場合は、翌日18時から翌々日2時の間に通信速度が1Mbpsとなり、2時を過ぎると自動的に解除されます。

 

ソフトバンク「ウルトラギガモンスタープラス」

正式には「データ定額50GB+」といいます。月額料金は5,980円となっています。

 

ウルトラギガモンスタープラスの特徴
大容量50GB
対象サービスはデータ消費量対象外

以下のサービスについては、50GBのデータ容量にカウントされません。
Youtube
AbemaTV
Tver
GYAO!
hulu
LINE
Instagram
Facebook

 

つまり、たとえばyoutubeを何時間見ても、通信速度制限に引っかかることはないということです。

 

他にここまで大掛かりに、「ノーカウント」のサービスをしているところはないので、「ウルトラギガモンスタープラス」は、この点で画期的ではあります。

 

ウルトラギガモンスタープラスの落とし穴

大容量50GBだわ、動画やSNSはデータ使用量ノーカウントだわ、良いことだらけのような料金プランに見えますが、実は大きな落とし穴があります。

 

月月割が適用されなくなる
月月割は、スマートフォン端末代金の実質負担額を下げるために、毎月適用される割引額です。

 

例えばiphone8を例にとると、

 

本体代金分割金月月割毎月の実質負担額本体代金月月割合計実質負担額合計
24回払い3,930円3,210円720円94,320円77,040円17,280円
48回払い1,965円1,605円360円94,320円77,040円17,280円

 

というように、月月割として実に端末代金の8割以上の割引が適用されています。

 

それが、ウルトラギガモンスタープラスにすることにより適用されなくなりますから、月月割の77,040円分、負担金額が増えるということになります。

 

半額サポートも微妙
そのような実質的な大幅値上げではスマホが売れなくなるということでソフトバンクが用意したのが「半額サポート」です。

 

半額サポートは、
・48回払い4年縛り
・25か月目での機種変更
を条件に、端末代金の半額をソフトバンクが負担するというものです。

 

ウルトラギガモンスタープラスのために月月割が適用されなくなるかわりに、半額サポートを適用すると、

 

本体代金94,320円
半額サポート47,160円
実質負担金47,160円

 

となります。
それでも、月月割のケースと比較すると、
47,160円 − 17,280円 = 29,880円

 

というように、実質負担額が29,880円も増えます。
これでは、いくらウルトラギガモンスタープラスが割安なサービスといっても、そのメリットは吹っ飛んでしまいますね。

 

半額サポートの落とし穴

半額サポートは、25か月目の機種変更が条件です。
もし、25か月目で機種変更しないと、それ以降は半額サポートがなくなってしまいます。

 

たとえば、
iphone8(94,320円)を48回払いで購入すると、1回あたりの分割金は1,965円ですが、
半額サポート適用で983円となります。
しかし、25か月目で機種変更をしないと、それ以降は1,965円に戻ってしまい、その後の24か月で合計2万円以上余計に払うことになります。

 

解約金も高額
それでは困ると途中で解約すると、高額な解約金が課せられます。
たとえば24か月目で解約した場合解約金は47,160円、解約時期によっては解約金額は最大94,320円(iphone8の端末代金全額)にものぼります。

 

ソフトバンクから逃げられなくなる
しょうがないから解約せずに、約束通り25か月目に機種変更をしたとしましょう。
その場合、旧端末はソフトバンクに回収されます。
そして、新端末については、あらためて48回払い+半額サポートが始まります。

 

つまり、端末代金の支払いは永久に続き、払い終えることがないわけです。
途中で解約をすると高額な解約金を支払わなければなりませんし、それを嫌って支払いを続けたとしても、その支払いには終わりが来ません。
半額サポートの適用を受けることは、永久にソフトバンクに支払い続けることを意味するわけです。

 

WiMAXとウルトラギガモンスタープラス比較まとめ

・ソフトバンクの音声通話料金プランとウルトラギガモンスタープラスの組み合わせ
・ソフトバンクの音声通話料金プランとWiMAXの組み合わせ

 

この両者の料金比較をすると、以下のようになります。

 

ソフトバンク音声通話+ウルトラギガモンスタープラス
通話基本プラン1,500円
データ定額50GB+ 5,980円
1年おトク割△1,000円

 

1年目6,480円、2年目以降7,480円となります。

 

 

ソフトバンク音声通話+WiMAX
通話基本プラン1,500円
ミニモンスター2,480円
1年おトク割△1,000円
WiMAX(ギガ放題)3,411円

 

1年目6,391円、2年目以降7,391円となります。

 

料金面では、ウルトラギガモンスタープラスよりもWiMAXとの組み合わせの方が、月々89円安くなります。

 

つまり、料金面ではそれほど大差はありませんが、ウルトラギガモンスタープラスの場合は前述のとおり、月月割が使えなくなることによる実質負担額が約3万円も増えてしまうため、結果的にWiMAXとの組み合わせの方が圧倒的に安くなります

 

データ容量を気にせず使いたい方におすすめのプラン
何といっても、格安SIMとWiMAXの組み合わせになります。

 

以前と違い、3大キャリアから格安SIMへの移行も格段にやりやすくなりました。
格安SIM業者を選べば、面倒なSIMロック解除も不要で、SIMカードを差し替えるだけでOKです。

 

ソフトバンクユーザーの場合は、iphoneユーザー人気No.1でもあるmineoがおすすめです。

 

mineoとWiMAXを組み合わせれば、
mineoデュアルタイプ(500MB)1,750円
WiMAX(ギガ放題)3,411円

 

で、1年目からずっと月額5,161円で、スマホの音声通話と無制限のデータ容量を利用できます。

 

データ使い放題で、通信費が全部で5,000円程度で済むのは、かなり安いと実感できるはずです。

 

かけ放題が必要な場合、mineoにも、月850円追加すれば10分間の通話がかけ放題になるプランもあります。

 

テザリングについて
ウルトラギガモンスタープラスは、テザリングには月額500円必要です。
一方、mineoなどの格安SIMの場合は、テザリング費用は別途必要ありません。もちろん、大きなデータ容量の場合はWiMAXを使えば、データ容量の心配をすることなく、パソコンやタブレット等の端末をネットに接続することができます

WiMAXとソフトバンクエアーの比較

WiMAXには、ソフトバンクエアーのような据え置き型のSpeed Wi-Fi HOME L01sという端末があり、コンセントにさすだけですぐに使うことができます。

 

両者の通信エリア・通信速度・月額料金について比べてみました。

 

通信エリア

  • WiMAX、ソフトバンクエアーともに全国対応、人口カバー率99%以上

 

どちらも無線である以上、通信エリア内であってもどうしても電波環境の問題で使えなかったり、使えても通信速度が異様に遅かったりする場合はあります。

 

こればかりは使ってみないと何とも言えません。
万が一使えなかった場合でも、初期契約解除制度といって、所定の日数以内であれば、契約を白紙撤回することは可能ですから、その点はWiMAXもソフトバンクエアーも心配はいりません。

 

通信速度

  • ソフトバンクエアー 下り最大350Mbps(端末が最新のAirターミナル3の場合)
  • WiMAX 下り最大440Mbps(Speed Wi-Fi HOME L01s)

 

上記の速度はあくまで最大値で、「通信エリア」でも述べた通り、電波の受信環境によって大きく変わります。

 

ただソフトバンクエアーの速度については「遅い」というレビューがかなり多いのも事実です。

 

 

 

月額料金

 

  • WiMAX 3,411円(BroadWiMAX ギガ放題プラン)
  • ソフトバンクエアー
端末購入 レンタル
基本料金 4,880円 4,880円
端末分割金(*) 1,620円
月月割 △1,620円
レンタル料金 490円
合計 4,880円 5,370円

*端末代金58,320円の36回払い

 

ソフトバンクエアーは、端末を購入した場合は月額4,880円、レンタルの場合5,370円と、WiMAXよりも約1,400円〜1,900円高い料金設定になっています。

 

このように、通信エリアについては優劣がつかないにしても、通信速度・月額料金についてはWiMAXの圧勝です。

 

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